ソウル20人連続殺人事件

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ソウル20人連続殺人事件(ソウル20にんれんぞくさつじんじけん)は、2003年9月から2004年7月にかけて大韓民国ソウル特別市で発生した連続殺人事件。

事件の概要[編集]

2003年9月24日、ソウル特別市江南区新沙洞で某大学名誉教授夫妻が殺害された。その後、2004年7月に犯人が逮捕されるまで、主に富裕層の高齢者や風俗嬢の合計20人が殺害された。

犯人[編集]

犯人はソウル生まれの男ユ・ヨンチョルで、中学1年生の時(14歳)に父を亡くし、中学卒業後は工業高校に進学したが、高校2年生の時に窃盗事件を起こして少年院送致となり高校を中退、それ以来転落人生を歩むことになった。

その後、21歳の時に風俗嬢の女性と結婚したが、結婚後も窃盗性犯罪を繰り返し、合計11年間を刑務所で送った。2002年5月に、妻は男に愛想が尽き、離婚訴訟を申し立てて離婚に踏み切った。後年、犯人が風俗嬢をターゲットにしたのは、(風俗嬢だった)妻に対する当て付けの意味もあった。

逮捕後の捜査と裁判[編集]

逮捕後、犯人は合計26人を殺害したと供述し、当局は最終的に21人の殺害について起訴したが、その内の1人は後に別の連続殺人事件(ソウル西南部連続殺人事件)の犯人の仕業であることが明らかになった。2004年12月13日、ソウル中央地方法院は犯人に死刑を言い渡した。そして翌2005年6月に死刑が確定した。

参考文献[編集]

  • 菅野朋子「韓国 KOREA 黒い「ヨン様」――21人連続殺人魔ユ・ヨンチョルの告白」、『新潮45』第23巻(第11号) (通号 271)、新潮社2004年11月、 70-75頁。

関連項目[編集]