ス・ワンダフル
「ス・ワンダフル」(原題:'S Wonderful)は、ガーシュウィン兄弟によるポピュラーソング。作詞アイラ・ガーシュウィン、作曲ジョージ・ガーシュウィン。
1927年のブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』のために兄弟が書き下ろし、アデール・アステアとフレッド・アステアが初演、通算公演250回を記録し、彼らの代表作として知られるようになった。
ガーシュウィンの作品をふんだんに用いたミュージカル映画『巴里のアメリカ人』(MGM、1951年)でジーン・ケリーとジョルジュ・ゲタリーが、同じく『パリの恋人』(パラマウント、1957年。『ファニー・フェイス』の映画化)でフレッド・アステアが歌っている。日本では夏川りみが『歌さがし 〜リクエストカバーアルバム〜』(2007年)でカバーした。
当時流行していた「It's......」の「It」を省略する言い回しが人気を集めることになった。