ジュディーを探して
ジュディーを探して | |
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The Clapper | |
監督 | ディート・モンティエル |
脚本 | ディート・モンティエル |
原作 | ディート・モンティエル『Eddie Krumble Is the Clapper』 |
製作 |
マイク・ファルボ エド・ヘルムズ ディート・モンティエル アレックス・ルボヴィッチ スティーヴ・ポンス ロビン・スコア |
製作総指揮 |
ジョン・M・ベネット マイケル・ビーン レイ・ブデロー モーリス・フェディダ ミッキー・グーチ・Jr ジェフリー・ポラック |
出演者 |
エド・ヘルムズ アマンダ・サイフリッド トレイシー・モーガン ブレンダ・ヴァッカロ |
音楽 |
デヴィッド・ウィットマン ジミー・ホーン |
撮影 | マイケル・バレット |
編集 | ジェイク・プシンスキー |
製作会社 |
オライア・エンターテインメント LTDフィルムズ パシフィック・エレクトリック・ピクチャー・カンパニー スキット・バッグス シーダーヴェール・ピクチャーズ |
配給 | モメンタム・ピクチャーズ |
公開 |
2018年1月26日 劇場未公開 |
上映時間 | 89分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $6,959[1] |
『ジュディーを探して』(原題:The Clapper)は2017年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はディート・モンティエル、主演はエド・ヘルムズが務めた。本作はモンティエルが2007年に上梓した小説『Eddie Krumble Is the Clapper』を原作としている。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、Netflixによる配信が行われている。なお、本作はアラン・シックの遺作となった。
ストーリー
エディ・クランブルは通販番組のサクラとして生計を立てていた。そんなある日、エディは偶然立ち寄ったガソリンスタンドで働いていたジュディに一目惚れした。しかし、エディには彼女に思いを告げる勇気がなかった。その頃、深夜番組の司会を務めるスティラーマンはエディがサクラである可能性を疑っていた。調査の末、スティラーマンはエディがサクラであることを断定し、その事実を番組で報道した。その結果、エディは俳優の夢を絶たれることになった。番組のクルーがエディの身辺を執拗に嗅ぎ回った結果、とばっちりでジュディが解雇されてしまった。
スティラーマンの番組で取り上げられたことで、エディは思わぬ注目を集めることになった。その様子を見たスティラーマンはエディ本人を番組に呼ぶことにした。エディは出演オファーを断ろうとしたが、行方知らずになったジュディに謝罪するチャンスだと考え、ノーギャラで出演することになった。ジュディへの思いを語るエディの姿は視聴者の心を掴み、番組を挙げてジュディの捜索が行われることになった。それからしばらくして、番組放送中にジュディから電話がかかってきたが、その内容は「私をつけ回さないで」というものであった。訴訟沙汰になることを恐れた番組側は直ちに捜索企画を打ち切ることにした。
半年後、番組側は事態が収束したと判断し、再度エディを出演させることにした。エディはジュディへの感謝と謝罪を述べ、再びサクラとしての仕事に戻ることにした。その翌日、予期せぬ奇跡が起きた。
キャスト
- エド・ヘルムズ - エディ・クランブル (中村だいぞう)
- アマンダ・サイフリッド - ジュディ (沖野凪)
- トレイシー・モーガン - クリス (猪俣三四朗)
- ブレンダ・ヴァッカロ - アイダ・クランブル (月野木歩美)
- リア・レミニ - ルイーズ (工藤史子)
- アダム・レヴィーン - ラルフ・ランター
- ラッセル・ピーターズ - スティラーマン
- ジェームズ・ランソン - ダース・ガイ
- アラン・シック - 本人
- ロジャー・グーンヴァー・スミス - ロジャー・B・ヘイ医師
- マーク・キューバン - 本人
- トッド・ギーベンハイン - タンバキス (丸沢丸)
- ニコ・サントス - バフェット・パーソン
- P・J・バーン - ミスター・コールドウェル
- ビリー・ブランクス - 本人
- ロバート・アクセルロッド - スパイダー・パーソン
- ウェンディ・ブラウン - ウェンディ
- ロブ・グロンコウスキー - 本人
- サラ・サンパイオ - 本人
製作
2016年2月、ディート・モンティエル監督の新作映画にエド・ヘルムズとアマンダ・サイフリッドが出演することになったと報じられた[2]。4月、トレイシー・モーガンの出演が決まった[3]。5月、ラッセル・ピーターズが本作に出演することになったとの報道があった[4]。6月、アダム・レヴィーン、リア・レミニ、P・J・バーン、ブレンダ・ヴァッカロ、マーク・キューバン、サラ・サンパイオ、ロブ・グロンコウスキーらがキャスト入りした[5][6][7]。7月、ウェンディ・ブラウンが起用されたと報じられた[8]。
撮影
公開
2017年4月23日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[11]。9月14日、モメンタム・ピクチャーズとNetflixが本作の配給権及び配信権を獲得したと報じられた[12]。12月13日、本作の予告編が公開された[13]。2018年5月1日、Netflixは本作の全世界配信を開始した[14]。
評価
本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには20件のレビューがあり、批評家支持率は30%、平均点は10点満点で4.4点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ジュディーを探して』は才能豊かなキャスト陣の尽力によって支えられているが、それを以てしてもなお、鑑賞に値するロマコメ映画にはならなかった。」となっている[15]。また、Metacriticには11件のレビューがあり、加重平均値は21/100となっている[16]。
出典
- ^ “The Clapper (2018)”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Ed Helms, Amanda Seyfried Lead Cast Of Comedy ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Tracy Morgan In Talks To Star With Ed Helms In Dito Montiel’s ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Russell Peters Joins Ed Helms, Amanda Seyfried in ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “‘The Voice’s Adam Levine Joins Comedy Feature ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Adam Levine Joins Indie Comedy ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Mark Cuban, Rob “Gronk” Gronkowski & Sara Sampaio Join Comedy ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Michael Trucco & Ryan McPartlin Sail With ‘Hunter Killer’; Wendy Braun Joins ‘The Clapper’”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Tracy Morgan keeps busy filming on second anniversary of car accident”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Amanda Seyfried and Ed Helms lock lips on set of The Clapper”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Tribeca Film Festival Unveils 2017 Feature Film Slate (Full List)”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Dito Montiel’s ‘The Clapper’ Strikes Deal At Momentum Pictures”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “‘The Clapper’ Trailer: Ed Helms is an Infomercial Superstar”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “Here’s What Is Coming To Netflix In May 2018”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “The Clapper”. 2018年10月30日閲覧。
- ^ “The Clapper (2018)”. 2018年10月30日閲覧。
外部リンク
- ジュディーを探して - Netflix
- The Clapper - IMDb(英語)
- The Clapper - Rotten Tomatoes(英語)
- The Clapper - Metacritic(英語)