シャムシュル・ラーマン
シャムシュル・ラーマン শামসুর রাহমান | |
---|---|
誕生 |
1929年10月23日 イギリス領インド ダッカ |
死没 |
2006年8月17日(76歳没) ダッカ |
職業 | 詩人 |
言語 | ベンガル語 |
国籍 | バングラデシュ |
主な受賞歴 | バングラ・アカデミー賞 (Bangla Academy Award) |
ウィキポータル 文学 |
シャムシュル・ラーマン( ベンガル語: শামসুর রাহমান、1929年10月23日 - 2006年8月17日 )は、バングラデシュの詩人。ダッカに生まれる。
大学時代のインド・パキスタン分離独立の頃に詩作をはじめ、1950年代から知られるようになる。1959年に初の詩集『Prothom Gaan Dwityo Mrittyur Agey(第一の歌、第二の死の前)』を発表する。1969年にバングラ・アカデミー賞 (Bangla Academy Award) を受賞。バングラデシュ独立戦争時に書かれた「独立よ、お前は」は、戦時下から広く読まれた。児童文学やジャーナリズムでも活動し、ベンガル文学ではタゴールに次ぐ多作家であり、バングラデシュでは「タゴール以後最も偉大な詩人」といわれる。
日本語訳著作
- 『バングラデシュ詩選集』 丹羽京子編訳、大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸シリーズ〉、2007年。 - 以下の作品を収録。
- 「悲しみ」
- 「同伴者」
- 「一度も私の母が」
- 「アサドのシャツ」
- 「母」
- 「悪夢のある日」
- 「独立よ、お前は」
- 「鴉」
- 「一編の詩のために」
- 「子どものころから」
- 「問いに答える」
- 「バングラデシュは夢を見る」
- 「トンネルでひとり」
- 「題名が思い出せない」
- 「階段、また階段」
- 「真夜中の郵便配達」
- 「もう少し立っていたい」
- 「わたしはひとりの紳士を」
- 「一枚の写真」
- 「頭には黄昏、骨には色とりどりの霧」
- 「黒い娘のための文章」
- 「彼らが行ってしまったあとで」
- 「街灯」
- 「変化」
- 「テーブルで林檎たちの笑う」
- 「落ち葉」
- 「聞き手」
- 「鹿の骨」
- 「愛のポタボリ」
出典・参考文献
- 丹羽京子『バングラデシュ詩選集』解説