サンドパフォーマンス
サンドパフォーマンス(英語:sand art performance)は、砂を素材として表現を行なう芸術の一種である。 ガラス面に砂を撒きその下から光を当て、その光と影によって砂絵を描き、さらに砂絵を次々と変化させて物語を構成する。
サンド・パフォーマンスは、オーバーヘッドプロジェクタかライトボックスを使用し、真上に設置したビデオカメラから大画面に映し出される砂絵の物語と、パフォーマーの動きの両方を、観客がその場で観て楽しむライブパフォーマンスである。パフォーマンスを映像に録画し、映像作品として発表されたり、TVコマーシャルやプロモーション・ビデオに用いられるケースもある。サンドパフォーマンスを行う者を、サンドパフォーマーという。
砂を素材として表現を行なう芸術を総称し「サンドアート」と呼び、映像作品の場合は、「サンド・アニメーション」とも呼ばれる。
主なサンドパフォーマー
- フェレンク・カーコ(ハンガリー)
- イラーナ・ヤハブ(イスラエル)
- クセーニャ・シモノヴァ(ウクライナ)
- キム・ハジュン(韓国)
- 荘明達(台湾)
- 萱萱(中国)
- 飯面雅子(日本)
- 伊藤花りん(日本)
- あだんも(日本)
- 畠田浩平(日本)
映像作品
- Sand or Peter and the Wolf (1969) :サンド・アニメーションのパイオニアと言われるキャロライン・リーフ(Caroline Leaf)の作品。
- The Owl Who Married a Goose: An Eskimo Legend (1974):同じくキャロライン・リーフ(Caroline Leaf)の作品。
- The Sand Castle (1977):コー・ホードマン(Co Hoedeman)[1]
- A.E.I.O.U. (1978):イタリアのテレビ番組。
- セサミ・ストリート (サンド・アルファベット(Sand Alphabet)) (1974-1991)
- Animando (1987) (watch)
- ニコロデオン 局ID: サンド・ウォームズ(Sand Worms) (1989)
- The Erlking (2002):ショートフィルム
- Tracks (2003):ショートフィルム
脚注
- ^ Evans, Gary (30 September 1991). In the National Interest: A Chronicle of the National Film Board of Canada from 1949 to 1989. University of Toronto Press. p. 232. ISBN 978-0802068330 2012年3月19日閲覧。