ウィリアム・サマーリン

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サマーリン事件(サマーリンじけん)とは、1974年ニューヨークのスローン・ケタリング記念癌研究所で勤務するウィリアム・サマーリン(William Summerlin、博士)が、自分が行っている皮膚移植の実験がうまくいっていないにもかかわらず、白いネズミの体の一部を黒色のマーカーペンで塗り、あたかも黒い皮膚の移植がされ、それが成功したかのように見せかけたこと、およびそれが発覚し事件となったこと。

この事件で問題となった行為は Summerlin's painted mouse (mice) などと呼ばれて、実験の捏造の象徴のように語られることもある。