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コンドロヴォ

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座標: 北緯54度48分 東経35度56分 / 北緯54.800度 東経35.933度 / 54.800; 35.933

コンドロヴォロシア語: Кондрово; Kondrovo)はロシア連邦カルーガ州中部にある都市で、ウグラ川の支流シチャニヤ川(Шаня)沿いに建つ。州都カルーガからは北西へ40キロメートル。ジェルジンスキー地区の行政中心地でもある。人口は17,177人(2002年国勢調査1989年ソ連国勢調査では17,212人)。

歴史

もとはコンディレヴォ(Кондырево)と呼ばれたコンドロヴォは、モスクワ大公国の貴族(ヴォイェヴォダ)ドミトリー・コンディリョフに対し、1500年から1501年の第二次モスクワ・リトアニア戦争で従軍した功績により世襲領(ヴォーチナ、во́тчина)として認められた。

1790年、この村に製紙工場ができ、19世紀の終わりごろには高品質の紙を作る工場として知られていた。コンディレヴォという地名は、1840年代までの間に次第にコンドロヴォへと変化している。1938年にコンドロヴォは市の地位を得た。

第二次世界大戦独ソ戦大祖国戦争)では、1941年10月9日ドイツ国防軍により占領されたが、モスクワ付近から前線を西へ押し返した赤軍西部戦線の反攻(ルジェフ・ヴャジマ攻勢)により1942年1月19日に解放された。

経済

コンドロヴォ市の主要な工場は、今日でも製紙工場(KBK、コンドロフスカヤ製紙会社)であり、羊皮紙、ノート、トイレットペーパー、衛生用品などを生産している。

最寄の駅は、1874年に開通したヴャジマカルーガウズロヴァヤリャジスク間の鉄道にあるゴヴァルドヴォ駅である。

出身者

外部リンク