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コックと泥棒、その妻と愛人

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コックと泥棒、その妻と愛人
The Cook, the Thief, His Wife & Her Lover
監督 ピーター・グリーナウェイ
脚本 ピーター・グリーナウェイ
製作 キース・カサンダー
出演者 リシャール・ボーランジェ
ヘレン・ミレン
マイケル・ガンボン
音楽 マイケル・ナイマン
撮影 サッシャ・ヴィエルニ
編集 ジョン・ウィルソン
配給 ヘラルド
公開 1989年11月1日 フランスの旗
1990年8月 日本の旗
上映時間 124分
製作国 イギリス・フランス・オランダ
言語 英語
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コックと泥棒、その妻と愛人(The Cook The Thief His Wife & Her Lover)は1989年製作のイギリスフランス合作映画である。ピーター・グリーナウェイ監督・脚本。

概要

ある高級フレンチ・レストランを舞台に、その店の常連である泥棒とその妻、妻の愛人である学者などの、欲望渦巻く人間関係を描く。

衣装はジャン=ポール・ゴルチエが、料理はイタリア人シェフのジョルジオ・ロカテッリが手がけている。

ピーター・グリーナウェイは映画ごとに違うコンセプトや素材や装置にこだわるが、この映画においては色彩をモチーフとして選択し、部屋やシーンが変わるたびに赤、青、黄、緑とセットや衣装の色が丸ごと変わっていく趣向になっている。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
リチャード(シェフ) リシャール・ボーランジェ 谷昌樹
アルバート・スピカ(泥棒団の頭目) マイケル・ガンボン 壌晴彦
ジョジーナ・スピカ(泥棒の妻) ヘレン・ミレン 滝沢久美子
ミッチェル(泥棒の手下) ティム・ロス 桐本琢也
コリー(泥棒の仲間) キアラン・ハインズ
マイケル(レストランの客・学者) アラン・ハワード 伊藤和晃

ストーリー


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


暴力的な大泥棒のアルバートは、今夜も自らが経営するフレンチ・レストラン"ル・オランデ"(Le Hollandais)を訪れていた。グルメを気取っているものの味が分からず、他の客にも粗暴な振る舞いをするため、フランス人シェフのリチャードはアルバートを嫌っていたものの、恐れから追い出すことはなかった。アルバートの妻ジョジーナは夫から虐待されており、彼女も夫を恐れていた。やがてジョジーナはレストレンの常連である本屋で学者のマイケルに惹かれるようになり、二人はレストランのキッチンで逢引するようになる。しかし二人の関係はアルバートにばれてしまい、悲劇的な結果に終わってしまう。悲嘆にくれるジョジーナは、リチャードに助力を請い、アルバートにおぞましい方法で復讐を遂げるのだった。

外部リンク