コアグラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ChuispastonBot (会話 | 投稿記録) による 2011年6月5日 (日) 13:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: fa:کواگیولیز)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

コアグラーゼ(: coagulase)とは黄色ブドウ球菌(学名:Staphylococcus aureus)の菌体外酵素の1つであり、血漿凝固作用を有する。血漿凝固作用はフィブリノゲンフィブリンに変化させる(直接的には、この反応の酵素・トロンビンを活性化させる)ことに起因し、黄色ブドウ球菌は凝固した血漿で菌体を包むことにより宿主側の免疫反応を回避する。

その他のStaphylococcus属の毒素および酵素

参考文献

  • 鹿江雅光ほか編集 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4-254-46019-8