ケイ素樹脂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Sotetsuyama (会話 | 投稿記録) による 2011年11月26日 (土) 04:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (読みを修正しました。(Wikipedia:スタイルマニュアル (導入部)#読み仮名))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ケイ素樹脂(ケイそじゅし)とはケイ素化合物を主成分とする合成樹脂。通常、高分子シリコーンを主成分とするシリコーン樹脂を意味する。化学以外の分野からは「シリコーン」「シリコン」の呼称でシリコーン樹脂を指すことがある。

シリコーン共通の構造として、オルガノポリシロキサン (-Si-O-Si-O- 鎖を主鎖とし、Si上に有機基を有する構造) を主鎖としており、その有機基によりその物性(屈折率・比重・ガラス転移点・親水性や疎水性・風合いなど)が大きく変化する。

耐熱性、耐薬品性、自己潤滑性、耐摩耗性に富む。