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キャンピングガス

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キャンピングガスcampingaz)は、フランスのアウトドアメーカー。現在は、日本市場からは撤退してしまった。

概要

交換用ガスカートリッジ

1949年に創立[1]

ブタンを燃料に用いたポータブルストーブ(コンロ)・バーナーランタンが主力商品。

日本における販売元は、東邦キャンピングガス販売株式会社から、1996年コールマンジャパンへ移行した[2]。キャンプ用品店などで入手が可能であったが、現在は取り扱いを終了。

日本国内の(特に高齢者の)キャンパーの中には、今でもキャンピングガス社製品の保有者も少なくないが、消耗品の入手はネット購入ぐらいしか手段がなくなってしまっている[独自研究?]。口金の形状が特殊で他社製のガスカートリッジとの互換性がなく、ガスの入手が困難なため、一部の利用者の間では止むを得ず(メーカーサイドでは推奨はされていないが)自己責任で再充填を行っている者もいる。[3]

マーケットシェアーは国際的にはNo.1[要出典]なため、日本国外では交換用ガスカートリッジの入手がし易い。そのため、このメーカーの器具を使い続ける人もいる[独自研究?]

また、キャンピングガス社製品は、多くの他社のガスボンベ同士と違い、口金の形状が特殊で互換性がない点が特徴[4]その為、ガスカートリッジの入手が出来なくなると使用できなくなる。これは自社製品での他社製のガスカートリッジの使用を未然に防止する事を目的として行われたが、皮肉な事にこれが裏目になりシェアを低下させる一因になった。

 国内で販売されていた製品

  • カレナ・オート - 大火力のバーナーに深型の風防と中華鍋の使用も可能な四点支持五徳を備え大人数での使用を念頭に置いたモデル。
  • ハイパワーコンロ・オートHPZ - ガス圧調節機構を内蔵し残ガス量にかかわらず安定した火力を維持するモデル。
  • モンブランコンロ・オート - 大口径バーナーと耐風性の高い風防を持つ主力モデルで、イワタニ・プリムスの2243に相当する製品。
  • トレック・オート - C・C・T(触媒燃焼技術)により炎を出さずに燃焼する独創的なモデル。最大火力自体は従来品より大幅に下がるものの、風の影響を受けにくく、氷点下でも一定の出力維持が可能だった。 
  • ツイスター - 小型のバーナーと折り畳みの五徳を組み合わせコンパクトな収納を可能にしたバックパッキング向けのモデル。

脚注

外部リンク