キャサリン・ストー

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キャサリン・ストー (Catherine Storr、1913年7月21日 - 2001年1月8日)は、イギリスの児童文学作家、小説家。本名、キャサリン・コール(Catherine Cole)。

概要[編集]

1913年7月21日、ロンドンケンジントンで生まれる。父親は弁護士だった。セントポール女学院卒業後、ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジに進学。当初は英文学を専攻していたが、後に医学部に転部し、1944年卒業後から1963年まで病院に勤務。研修中に、第一の夫となるアンソニー・ストーという男性と出会い結婚。3人の娘を儲けるも、1970年に離婚した(後に再婚)。

仕事と両立して、子供向けの小説の執筆を開始し、1966年よりペンギン・ブックスにて編集部員を務める(1973年をもって退社)。以後、80歳代まで執筆活動を続ける。他にも、子供番組の構成作家・脚本家としても活動していた。

2001年1月8日、ロンドンの自宅のマンションで自殺。87歳没[1]

作品[編集]

『かしこいポリーとまぬけなオオカミ』として、佐藤凉子訳、若菜珪絵版(金の星社刊)もあり。
  • はらぺこオオカミがんばる Polly and the Wolf Again 掛川恭子訳、岩波書店
  • まだまだはらぺこオオカミ 掛川恭子訳、岩波書店
上記2作の後に発行された『Tales of Polly and the Hungry Wolf』と『Last Stories of Polly and the Wolf』から選ばれた一部のエピソードを収録。
現在は岩波書店より、岩波少年文庫の一作品として刊行。

注釈[編集]

  1. ^ Eccleshare (2005)による記事では、命日が「1月8日」となっているが、Eccleshare (2001)とThwaite (2001)による記事では、「1月6日」となっている。