オトメアゼナ

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オトメアゼナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
: ウキアゼナ属 Bacopa
: オトメアゼナ B. monnieri
学名
Bacopa monnieri
L. Pennell
シノニム

Bacopa monniera
Indian Pennywort (L.) Pennell
Bramia monnieri (L.) Pennell
Gratiola monnieria L.
Herpestes monnieria (L.) Kunth
Herpestis fauriei H.Lev.
Herpestis monniera
Herpestris monnieria
Lysimachia monnieri L.
Moniera euneifolia

和名
オトメアゼナ
英名
Coastal Waterhyssop

オトメアゼナBacopa monnieri)は、シソ目ゴマノハグサ科に分類される植物の一種。

分布

世界中の熱帯・亜熱帯地域に広く分布する[1]。日本では沖縄に定着している[1]

特徴

多年生の水草で、肉厚な卵形の葉をもち、対生する。花期は4-6月で、白色から淡紫色の花を咲かせる。

水路・水田・池・湿地などの日当たりのよい環境であればどこにでも生育する。

外来種問題

世界各地で観賞用の水草に用いるために、輸入・販売等がされており、そうした飼育個体が野外に定着してしまっている[1]

雑草として水田や水路に繁殖して、在来種の植物の生育を妨げる危険性がある[1]。したがって、日本では外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[1]

参考文献

  1. ^ a b c d e 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7  p.328