ウルマス・シサスク
ウルマス・シサスク(Urmas Sisask, 1960年9月9日 - )はエストニアの作曲家[1]。
人物
ラプラ出身。1985年にエストニア音楽アカデミーを卒業した。特にグレゴリオ聖歌とバロック音楽を専攻した。
幼い頃より天体観測に興味があり、太陽系の惑星の軌道計算に基づいた、#ド・レ・#ファ・#ソ・ラという音階を編み出した。偶然にもこれは日本の音階と同じものになっており、神秘的かつ古風な作風をもたらしている。
作品は宗教曲や天体にちなんだものを中心とする。
作品
管弦楽曲
- 2台のピアノとオーケストラのための交響曲「ポラリス」
マンドリンオーケストラ
- 百武彗星(1996)
- カシオペア
- 常動曲~ヴァイオリンとマンドリンオーケストラのための
合唱曲
- 父に栄光あれ(1988)
- クリスマスオラトリオ(1992)
- マニフィカト
- ミサ曲第1番
- ミサ曲第4番「クリスマス」
- ベネディクティオ
ピアノ曲
- 銀河巡礼(1980-87)
- プレアデス(1989)
- 天の川(1990)
- アンドロメダ(1991)
- 螺旋の交響曲
- エイヴェレの星たち(2012-2014)舘野泉に捧ぐ。
脚注
- ^ “URMAS SISASK”. www.emic.ee. Estonian Music Information Centre. 2020年9月20日閲覧。