ウェーブフロント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yusuke1109 bot (会話 | 投稿記録) による 2018年12月25日 (火) 02:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎参考文献: {{節stub}}を{{節スタブ}}に変更 using AWB)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ウェーブフロント: Wavefront)とは、視力矯正手術のひとつであるウェーブフロントレーシックにおいて利用される、角膜水晶体収差解析する手法である。ウェーブフロントアナライザといわれる解析装置でデータを測定および分析する。

ウェーブフロントレーシックでは近視遠視乱視などについて総合的に角膜形状解析を行ったデータをもとに、ウェーブフロントアナライザがガイドしてレーシック手術を行う。角膜の形状異常に対しガイドのない従来のレーシックに比し、角膜高次収差に対して解析をおこなっているウェーブフロントレーシックの方が乱視の矯正については理論上有利である。ただし全ての症例に有効なわけではなく、円錐角膜などの角膜形状異常には適応外である。またハードコンタクトレンズでの乱視矯正には遙かに劣り、乱視の種類によっては乱視用眼鏡の矯正にすら劣る症例がある。

参考文献

関連項目

外部リンク