イッツ・ア・ラブ・ストーリー
『イッツ・ア・ラブ・ストーリー』は宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。花組[1][2][3]公演。形式名は「ショー[4][2][3]」。宝塚・東京は14場[4][2]。作・演出は横澤英雄[4][2][3]。併演作品は『ベイ・シティ・ブルース[1][2][3]』。
公演期間と公演場所
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]参考
街角で起こる。ごくありきたりな出来事が、すべてラブストーリーへと展開していく。"春の森の少女たちが、夏の輝く青い海が、秋の風の落葉たちが、冬の雪の宝石が、それぞれに私に話しかけてくる。それは私が恋をしているから・・・"と、恋の世界に観客を誘う作品。セットに大階段をフルに利用して、四季に寄せる愛のロマンスを、絵画風にファンタスティックに語りかける、ミュージカル風のショー作品。
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚[4]」「東京[2]」「中日[3]」の文字がなければ全劇場共通。
- 作曲・編曲:中元清純
- 編曲:小高根凡平/鞍富真一
- 音楽指揮:小高根凡平(宝塚)、伊沢一郎(東京)
- 録音音楽指揮:小高根凡平(中日)
- 振付:羽山紀代美/山田卓/名倉加代子
- 装置:石濱日出雄
- 衣装:静間潮太郎
- 照明:勝柴次朗
- 音響:加門清邦
- 小道具:万波一重
- 効果:佐渡孝治
- 演出補:中村暁
- 演出助手:藤井大介/丹波俊輔
- 装置補:新宮有紀/広森守
- 衣装補:田口美香
- 舞台進行:豊田登(宝塚・東京)
- 制作:久保孝満
- 制作:津村健二(東京)
主な配役
宝塚・東京
- 白い淑女S、紳士S、ジェラール、ラテンの男S、デュエットの男S - 安寿ミラ
- 白い少女S、淑女S、ラテンの女S、デュエットの女S - 森奈みはる
- 紳士S2、白燕尾の紳士S、ラテンの男S、宝石の歌手 - 真矢みき
- 紳士S3 - 未沙のえる
- ジェラールの女 - 一原けい
- 雪の貴婦人 - 町風佳奈
- 紳士A、ジェラシーの男、ラテンの男A、白燕尾の紳士1 - 海峡ひろき
- 雪の貴婦人・ソロ - 美月亜優
- ジェラシーの女、雪の貴婦人 - 詩乃優花/夢乃千琴
- ピーチの女、ジェラシーの男 - 宝樹芽里
- 紳士A、ジェラシーの男、ラテンの男A、白燕尾の紳士2 - 愛華みれ
- 紳士A、若者S、ジェラシーの男、ロックの男 - 紫吹淳
- ピーチの女、ジェラシーの男、ロックの男 - 匠ひびき
- 木の精、ジェラシーの男 - 夏城令/初風緑
- 雪の貴婦人、踊る女 - 渚あき
- ピーチの女、踊る男 - 伊織直加
- 娘S、雪の貴婦人 - 月影瞳
中日公演
- 白い淑女S、紳士S1、紳士1、ジェラール、ボレロの男S、デュエットの男S、パレードの紳士S1 - 安寿ミラ[3]
- 白い少女S、淑女S、シモーヌ、ボレロの女S、デュエットの女S、パレードの淑女S - 森奈みはる[3]
- 紳士S2、紳士2、白燕尾の紳士1、ボレロの男S、赤い宝石の歌手、パレードの紳士S2 - 真矢みき[3]
- 娘S、エトワール - 月影瞳[3]
主な出演者(中日公演)
ほか
脚注
参考文献
- 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力:坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆:三宅顕人(小林一三、ならびに劇場解説)、監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。