アーカンソーダービー
アーカンソーダービー Arkansas Derby | |
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競馬場 | オークローンパーク競馬場 |
創設 | 1936年 |
距離 |
ダート1マイル1/8 (9ハロン・約1811メートル) |
格付け | G1(2010年-) |
賞金 | 賞金総額1,000,000ドル |
出走条件 | サラブレッド3歳 |
負担重量 |
牡馬・せん馬126lbs(約57.2kg) 牝馬121lbs(約54.9kg) |
アーカンソーダービー(Arkansas Derby)は、アメリカ合衆国アーカンソー州のオークローンパーク競馬場で開催されているサラブレッド競馬の平地競走である。
概要
1936年より施行されている競走で、オークローンパーク競馬場最大のイベントとなる競走である。アーカンソーダービー開催週にはレーシングフェスティバル・オブ・ザ・サウス(The Racing Festival of the South)と銘打たれたイベントが開催され、その週の各日にステークス競走が施行されている。現在の格付けはG1で、かつてはG2であった時期もあった。
アメリカクラシック三冠路線における、ケンタッキーダービーへのプレップレースとしても重要な競走であり、1983年のサニーズヘイローと2004年のスマーティジョーンズがこの競走からケンタッキーダービーに優勝している。ほか、残りのクラシック2競走での優勝馬も5頭出している。
現在の総賞金は100万ドルであり、アメリカ国内の3歳戦として有数の高額賞金競走としても知られる。創設当初は総賞金5000ドルであったが、同競走をオークローンパークの目玉とするために当時の同競馬場マネージャーであったJ・スウィーニー・グラントによって賞金が増額され、徐々に現在の賞金額まで積み上げられていった。この賞金額は格付けがG2であった当時も維持された。
また2004年には、オークローンパーク競馬場は同競馬場のレベルステークスとこの競走、そしてケンタッキーダービーを優勝した競走馬に500万ドルのボーナス賞金を出すことを発表した。スマーティジョーンズはその発表と同じ年にこの3競走を制覇し、初のボーナスを獲得している。
歴史
全体の歴史
- 1936年 - 創設。施行条件は創設時から変更なし。
- 1960年 - 分割競走として実施。
- 1961年 - 1位入線のバスクリフが3着に降着、繰り上がりでライトトークが優勝する。
- 1973年 - グレード制導入により、G2として設定される。
- 1981年 - G1に昇格。
- 1989年 - G2に降格。
- 1999年 - 1位入線のヴァロールが最下位に降着、繰り上がりでサータインが優勝する。
- 2010年 - G1に再昇格。
近年の勝ち馬
- 2015 American Pharoah
- 2014 Danza
- 2013 Overanalyze
- 2012 Bodemeister
- 2011 Archarcharch
- 2010 Line of David
- 2009 Papa Clem
- 2008 Gayego
- 2007 Curlin
- 2006 Lawyer Ron
- 2005 Afleet Alex
- 2004 Smarty Jones
- 2003 Sir Cherokee
- 2002 Private Emblem
- 2001 Balto Star
- 2000 Graeme Hall
出典
- アーカンソーダービー歴代優勝馬一覧 - equibase、2014年4月13日閲覧