XM148 グレネードランチャー
XM148 グレネードランチャー | |
概要 | |
---|---|
種類 | 擲弾発射器 |
製造国 | アメリカ合衆国 |
設計・製造 | コルト・ファイヤーアームズ |
性能 | |
口径 | 40mm |
銃身長 | 254mm |
使用弾薬 | 40x46mm擲弾 |
装弾数 | 1発 |
作動方式 | 単発 |
全長 | 4,200mm |
重量 | 1,360g |
銃口初速 | 74.5m/秒 |
有効射程 | 400m |
XM148 グレネードランチャーは、コルト社がCGL-4(Colt Grenade Launcher)として実験的に開発した口径40mmのグレネードランチャーである。ベトナム戦争での実地試験のために生産された。
歴史
XM148の構想は、M16アサルトライフルなどの銃身下に装着することで、M79 グレネードランチャーの問題点であった「射手がグレネードランチャーとは別に自衛用の拳銃などを持たなければならなかったこと」を解決することにあった。この構想に基づいてコルト社のロバート・ロイは1964年にCGL-4を開発する。翌年30丁がベトナムで試験運用され、XM148の仮型式番号を与えられる。
アメリカ陸軍と空軍による試験で耐久性や安全性に問題があることが発覚していたが、空軍は7,000丁のXM148の調達を決定した。1967年6月までに19,236丁の契約がなされたものの、1967年1月に10,862丁が納入された段階で製造は中止された。
XM148の実験結果から、銃身下装着型グレネードランチャーの有用性が判明すると、改めてAAI社によりM203 グレネードランチャーが設計し直されることとなった。