Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/兼用工作物 20190911

兼用工作物 - ノート[編集]

選考終了日時:2019年9月25日 (水) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2019年8月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2019年9月11日 (水) 00:04 (UTC)[返信]
  • 反対 月間強化記事賞で当記事に1票投じた者です。一読者としては賛成、法学ジャンルの一執筆者としては反対です。
  1. 【良い点】読者フレンドリーな記事です。兼用工作物という聞きなれない法律用語ですが、なぜこのような兼用の概念が必要なのかプレーンな言葉で理由が書いてあり、具体例として「街路と一体となった都市公園」「堤防上に設けられる道路」などが挙げられていてイメージがわきやすいので、頭から読んでいってすんなり理解できました。複数の法律にまたがって規定されている概念なのですが、「#個別の法律による規定」節でしっかり文章で説明し、その後に「#各法律の定め」節で対照表を使ってまとめてある点も、読者にとってやさしい造りになっていると思います。一見すると出典数が少なく見えるかもしれませんが、解説本 (二次資料) だけでなく、法律の条文そのもの (一次資料) を掲示している点も、記述の正確性を担保する上で重要であり、良質な記事の選考目安に掲げられている信頼できる情報源の基準をしっかり質的にクリアしていると思います。
  2. 【簡単に改良できる課題 (1)】現在の導入節は定義として抽象的なので、「#概要」節を廃止して、導入節に併合した方が良いでしょう。デスクトップビューで読むと、導入節の直後に長い目次が来るので、画面スクロールして概要節まで読まないと、この記事が何を主題に書いているのか分からなくなってしまい、理解を分断してしまいます。
  3. 【簡単に改良できる課題 (2)】最後の対照表はわざわざ見出しレベル2の「各法律の定め」節にする必要性を感じず、見出しレベル3に落とした上で、見出しレベル2の「個別の法律による規定」節に内包させた方が良いと思います。
  4. 【簡単に改良できる課題 (3)】道路法河川法などの解説がありますが、Wikisourceまたはe-Gov法令検索上の該当条文にリンクを貼った方が良いでしょう。たとえば道路法第31条のような感じです。これは冒頭に{{Law}}を貼っている通り、法学では最新の法改正を反映できず、記事の鮮度が落ちやすい宿命にあるためです。検証可能性を担保する上で、読者に最新の条文をすぐにアクセスしてもらえる工夫が必要と考えます。
  5. 【抜本的な改稿を要する課題】詳細ルールは「プロジェクト:法学#法の適用に関する注意事項」や「プロジェクト:法学#子記事について」も参考になさって頂きたいのですが、兼用工作物という法的概念は日本に限った話ではありません。後から別の執筆者が、日本国外の兼用工作物について加筆しようと思った時に、このようなページの造りだと非常に困ります。日本固有の定義・法的範囲の話なのに、あたかも世界共通のごとく書かれてしまっていると、他国を加筆する時に導入節・概要からすべて書き直す必要が出てきて、ガラっと変わってしまうため、良質な記事の再選考が都度発生してしまいます。この問題を回避するには2つのパターンが考えられます。
  • パターン (A) 「兼用工作物 (日本法)」とページ改名する。ただしこの場合、移動跡地となる「兼用工作物」はリダイレクトにせず、世界一般的な兼用工作物の解説まとめページに作り替える必要があります。つまり、親ページで世界共通解説、子ページで各国詳細解説、という階層構造にしてしまうパターンです。「独占禁止法」がこのパターンをとっていて、子ページとして「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(日本に特化)、「反トラスト法」(米国)、「欧州連合競争法」(EU) があります。
  • パターン (B) 「兼用工作物」の目次構成を変更し、「兼用工作物#各国の規定状況」を見出しレベル2で作成し、見出しレベル3に「日本」「欧州連合」...と各国の状況を書けるようにしておきます。そして日本以外は{{節スタブ}}を貼っておいて、他者に加筆を促す方法です。パターンAだと親ページを作らないと子ページの「兼用工作物 (日本法)」が成立しないのですが、パターンBを採用すれば、今の執筆内容をうまく踏襲できます。ただし導入節~概要節については、現時点では日本に特化してしまっているので、全面的に書き直す必要がありますが。まだ作業中ですが、パターンB採用のサンプルとして著作者人格権のBefore / Afterをご紹介しておきます。
ABどちらを採用しても、良質な記事の目安となる「ある程度のトピック網羅性」や「(国際) 中立性」の観点を満たすには、外堀が埋まっていなくて不十分なため、選考期間内の対応は難しいのではないでしょうか。--ProfessorPine会話2019年9月12日 (木) 11:18 (UTC)[返信]

選考終了時点で反対1票のため、今回は見送りとなります。--Mogumin会話2019年9月25日 (水) 01:02 (UTC)[返信]