Wikipedia:秀逸な記事の選考/北宋 20080125

北宋[編集]

賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/3/0 この項目の選考期間は、2008年4月25日 (金) 15:22 (UTC)(2008年4月26日 00:22 (JST))までです。 (ノート)文章がちょうど良い長さでまとめられていて、読みやすいと思います。--文章 2008年1月25日 (金) 02:42 (UTC)[返信]

  • (保留)-らりたさんの加筆が本格化してからの記事の充実度は、確かに眼を見張るものがありますが、まだ不十分な点が見受けられると思います。以下に、改善点を私なりにコメントしておきます。--Tantal 2008年1月27日 (日) 02:33 (UTC)[返信]
  1. 「歴史」節での真宗時代の逸話(澶淵の盟)と時代背景(華南出身の士大夫層の台頭)を書いていただければと思います。
  2. 「官制」の節での赤リンクをもう少し減らしてくれると北宋時代の官制の細部の理解に役立つと思うのですが、これは、北宋の記事をFAに選考する点で必ずしも求められてはいないので大丈夫ですけど、あったほうが個人的にはうれしいです。ただ、胥吏制度に関しては、高校レヴェルの世界史では学習することはないと思いますので、脚注によるマークアップが望ましいと思います。
  3. 「税制」の節では、両税法・主戸客戸制の記事がある程度、充実しているのでそちらに詳細を譲ればいいと思いますが、どれくらいの人々が経済的に困窮したのか(正確な統計がない時代なので難しいでしょうけれども)あれば、理想だと思います。
  4. 「経済」の節では、北宋の人口が今までの中国の人口の臨界点を突破して、1億人に達したことを示す記述がありますが、数字に関する記述に関しては、やはり、脚注によるマークアップをしていただければと思います。
  5. 「思想」の節では、仏教が振るわなかったことが記述してあり、禅宗と浄土宗がメインであると簡単な記述で終わっています。それぞれの宗派の主な活動拠点や有名な僧に関する記述があればいいのかもしれません。
  • (コメント)すいません、これはまだ書きかけの記事です。加筆した部分とそれ以前からの部分で相当な既述の粗密が出来てしまっていますので現時点では明らかに秀逸には足りないと思います。資料は集めている最中で、今は仕事の方が正直きついのでまだ時間がかかるかと思います。らりた 2008年1月27日 (日) 11:57 (UTC)[返信]
  • (保留)らりたさんのおっしゃるとおり、執筆中途の記事のようです。元豊の改革前後は非常にわかりやすく書けていると思います。宋を語るうえでどうしても避けられない、中華帝国史、あるいは中国史上における宋朝の位置づけにかかわる研究史の記述が秀逸に向けては不可欠かと思います。お忙しい中ではありますが、隋唐帝国との連続性/非連続性おなじく元以降の連続性/非連続性についての記述は、中華帝国ひいては中国というものを理解するためには、宋王朝は避けて通れない王朝ですので、今後の加筆に期待したいと思います。最低限、使職、元豊の改革、転運使、三司は記述されなければいけません。また宋朝の国際関係についてもやや記述が薄く思われますのでこの点の加筆も期待したいところです。政治史については徽宗、哲宗期がやや物語的ですので、なるべく新しめの研究に依拠しての改稿が必要におもわれます。以上とりとめのないものですが、コメントとさせていただきます。--Kotoito 2008年2月4日 (月) 21:32 (UTC)[返信]
  • (コメント)宋代に仏教が奮わなかったというわけではなく、むしろ大いに隆盛し、その勢いに危機感を感じた儒教側が新たな新儒教を起こすに至った訳でして。誤解させる文章になっていたことをお詫びします。らりた 2008年2月16日 (土) 13:11 (UTC)[返信]
  • (保留)全体としてよくまとまっていますが、記事のレベルに粗密があるのが少々気になりました。以下に私なりに気になった部分を提示させていただきます。--彩雲館主人 2008年3月13日 (木) 19:57 (UTC)[返信]
  1. 経済の項では「南北」の欄が抽象的な印象を受けます。北宋代で江南の経済力で華北の政権を支えるという、盛唐以降に始まって元・明・清の各王朝を経て現在まで続く経済システムが確立します(南北分裂期には「歳貢」や「歳幣」という形になりますが)が、このあたりの記述を深めていけるといいかと思います。それと、「通貨」の欄は、これだけでは何を意味するのかよくわからないところがあります。下に続く「貨幣」や「紙幣・為替・証券」の欄とリンクした記述になるよう望まれます。
  2. 文化の項では、「陶磁器」の欄の記述がやや物足りなく思われます。南宋から元にかけての陶磁器の製造技法の発展は、北宋期の基礎があってのことですが、そのあたりの記述も含めて後世への連続性や技術的な面についても加筆していただければと思います。あと、この時期に現在の中華料理の技法や喫茶の習慣が確立することから、「食文化」についても記述がいるのではないかと思います。
  3. 国際関係の項は全体的に記述不足に思われます。「北方・西方」の欄では、澶淵の盟までの遼との緊張関係や寧夏のタングート系の半独立系藩鎮が西夏へ変貌し独立していく際の宋との関係、河西回廊にあって西夏に滅ぼされた帰義軍系藩鎮との関係は必要ではないかと思います。「南方・東方」の欄も大理や李朝との関係をもっと掘り下げて書くとともに、航海技術や造船技術の向上によって海外貿易と華人の南方進出が盛んになったことから、このあたりの記述も経済の項とリンクさせながら書く必要があると思われます。