VDQSワイン

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VDQS(Vins délimités de qualité supérieure)は、2011年まであったフランスワインの規格である。2011年にすべての産地がAOCに昇格した。しかし2010年までに瓶詰めされた商品がまだ出回っているので、ここに記述しておく。

フランスワインで最上位にあるアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(AOC)の1ランク下のカテゴリーで、ぶどうの収穫量やワインのアルコール度数などの規制が少し緩い。かつてはフランス全土にかなりの数があり、生産量もワイン全体の2割以上を占め、AOCより多かったが、70年代後半から次々にAOCに昇格したため、21世紀の初めには全体の1%ほどになった。EUのワイン法に、これに該当するカテゴリーがないこともあり、2011年12月31日をもって、この規格は廃止された。

今世紀に入ってから2007年に、ラングドック=ルシヨン地方のコート・ド・ラ・マルペールが、マルペールと改称してAOCに昇格、また、2009年のワイン法(INAO)の改正で、フランス南東部アン県ビュジェと、ロワール地方サン・プルサンがAOCに昇格した。

ここには最後の年まで存在した産地名を掲載しておく。

関連項目[編集]