Nacomi Tanaka
Nacomi Tanaka | |
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Nacomi Tanaka (2022年) | |
基本情報 | |
出生名 | 田中名鼓美 |
出身地 | 日本京都府京都市 |
学歴 | 同志社大学 文学部英文学科卒業 |
ジャンル | ブルース、ポップス |
職業 | シンガー、ギタリスト |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル | Pヴァイン、BSMF |
共同作業者 | 塩次伸二、Nacomi & The Blues Temple、Nacometers |
公式サイト | https://www.nacomitanaka.com/ |
Nacomi Tanaka(あるいはNacomi、本名:田中名鼓美=たなかなこみ)は、日本のブルース・シンガー、ギタリスト、ソングライター。ブルースの枠にとらわれることのないアメリカンルーツ・ミュージック色のサウンドや日本語で歌うポップス色の楽曲も特徴としている[1]。神戸市在住[2]。
来歴[編集]
京都市出身。洋楽が好きだった父親の影響でカントリーやジャズなどの音楽を聴いて育つ。中学時代にアコースティック・ギターを始め、高校生になるとバンドを結成する[2]。
同志社大学在学時、アマチュア・バンドのコンテスト「8.8Rockday」に大学のサークルで知り合ったメンバーと結成したR&Bバンド、烏丸車庫で出場。決勝まで勝ち進む[2]。
大学卒業後は就職し、バンド活動からは引退していたが、2000年になってから活動を再開。2001年にブルース・ギタリスト、塩次伸二のバンドに加入し、2年間活動したのち、自らのバンドを結成した[2]。
2007年、アルバム『Grabbed My Heart』でCDデビュー[3]。翌2008年には台湾のブルース・フェスティバルBlues Bashに初出演。以後、7年に渡り出演した。米国ルイジアナ州アレクサンドリアのリトル・ウォルター・ミュージック・フェスティバル(2014年から3回)、上海のフェスティバル(2018年)にも出演するなど、海外での活動も精力的に展開している[3]。
2015年、ブルース・バンドNacomi & The Blues Temple名義でリトル・ウォルターの楽曲をカバーしたアルバム『Nacomi Sings Little Walter』をリリース[4]。
2019年、ブルース・ギタリスト、ジョニー・バーギンの日本でのアルバム・レコーディングに参加。このレコーディングは翌2020年、デルマーク・レコードより『No Border Blues』としてリリースされた。日本盤はPヴァインより『ブルースに国境はない』の邦題でリリースとなっている[5]。
2021年、Pヴァインより新曲3曲を加えたベスト・アルバム『Onward And Upward』リリース[1]。2023年には、The Blues Templeとは別プロジェクトとして立ち上げたバンドThe Nacometersで新作アルバム『ザ・ナコミーターズ』をリリースした[6]。よりアメリカン・ルーツ指向を強く出したサウンドを展開している。
ディスコグラフィー[編集]
- 2007年 『Grabbed My Heart』(BSMF)
- 2010年 『金魚のSwampie』(BSMF)
- 2015年 『Nacomi Sings Little Walter』(Swampie)
- 2018年 『Bluesy Pop』(Bass & Songs)[7]
- 2023年 『The Nacometers』(P-Vine) [6]
編集盤[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c これからの日本を代表するブルースウーマン、Nacomi Tanaka。初期3枚のアルバムからのピックアップと配信2曲に新作3曲を加えたベストアルバム『Onward and Upward』を本日6/16(水)にリリース!ピーター・バラカン氏等からの推薦コメントも到着! 2021.06.16 2023年8月30日閲覧
- ^ a b c d 同志社大学通信One Purpose No. 186, 2016年4月 2023年8月30日閲覧
- ^ a b Nacomi Tanaka – About 2023年8月30日閲覧
- ^ NACOMI SINGS LITTLE WALTER / ナコミ・シングス・リトル・ウォルター (Disk Union) 2023年8月30日閲覧
- ^ JOHNNY BURGIN - No Border Blues ブルースに国境はない (SAM’S RECORD SHOP) 2023年8月30日閲覧
- ^ a b リリース情報:Nacomi Tanaka ザ・ナコミーターズ 2023年8月30日閲覧
- ^ Nacomi-Bluesy Pop (HMV) 2023年8月30日閲覧