インド工科大学
インド工科大学(インドこうかだいがく、भारतीय प्रौद्योगिकी संस्थान, Indian Institutes of Technology / IITs)は、工学と科学技術を専門とする、インドの15の国立高等教育機関の総称である。国家的な重要性を有した研究機関と位置づけられ、研究水準の高さは国際的にも認められている。1947年のインドの独立後、インドの経済的・社会的進歩を目的として知的水準の高い労働力の育成が求められ、科学者と技術者を養成するために1951年に設立された。
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[編集] 概要
インド工科大学に属する15校は以下の通り。(設立年順に列挙、括弧内右側は所在地)
- インド工科大学カラグプル校(1951年:西ベンガル州)
- インド工科大学ボンベイ校(1958年:マハーラーシュトラ州)
- インド工科大学カーンプル校(1959年:ウッタル・プラデーシュ州)
- インド工科大学マドラス校(〃:タミル・ナードゥ州)
- インド工科大学デリー校(1963年:デリー首都圏)
- インド工科大学グワーハーティー校(1994年:アッサム州)
- インド工科大学ルールキー校(2001年:ウッタラーカンド州)
- インド工科大学ガンディーナガル校(2008年:グジャラート州)
- インド工科大学ハイデラーバード校(〃:アーンドラ・プラデーシュ州)ー日本の外務省とJICAから技術的・財政的な支援を受けて設立された。日本から多くの教授が出向し、教鞭を取っている。
- インド工科大学パトナー校(〃:ビハール州)
- インド工科大学パンジャーブ校(〃:同州ローパル)
- インド工科大学ブバネーシュワル校(〃:オリッサ州)
- インド工科大学ラージャスターン校(〃:同州ジョードプル)
- インド工科大学インドール校(2009年:マハーラーシュトラ州)
- インド工科大学マンディー校(〃:ヒマーチャル・プラデーシュ州)
(政府のIIT増設計画により2008年以降に開校した8校を「新IIT」と呼び、それ以前より開校していた7校と区別することがある。また、インドール校とマンディー校も当初の計画では2008年開校の予定だったが、準備段階の遅れにより開校が一年延期された。)
また、設立が計画されているIITとしては、現在次の1校がある。
15つのインド工科大学はそれぞれ独自の組織を有しているが、これらは校務を総括するインド工科大学協議会により相互に連携している。共通の入学試験を実施し、共通の入学手続を有する。総計すると、研究に携わる学者に加え、15,500人の学部生、12,000人の大学院生を擁する。
多くの卒業生が多彩な分野で活躍しており、「IITブランド」という学術的な基準も生まれている。インド工科大学の学士号は、同様の分野に関して他の大学で与えられる学位である「工学士」(Bachelor of Engineering / BE)ではなく、7つのインド工科大学共通の独自の学位である「科学技術学士」(Bachelor of Technology / B.Tech.)が授与される。
インド工科大学の成功により、国立工科大学(National Institutes of Technology)やインド情報技術大学(Indian Institute of Information Technology)、インド経営大学院(Indian Institutes of Management)など、インド内に他分野においてインド工科大学を模した高等教育機関が相次いで設立された。
2007年1月28日、NHKスペシャルで特集が放映された。
[編集] 共通入学試験 (IIT-JEE)
インド工科大学の共通の入学試験は、共通入学試験(Joint Entrance Examination / IIT-JEE)と呼ばれ、インドにおける合格の難しい (倍率は約60倍)試験のうちの一つに数えられる。
[編集] 関連項目
[編集] 参考図書
- Rajguru, Suvarna; Pant, Ranjan (2003). IIT India's Intellectual Treasures. India: Indus Media. ISBN 0-9747393-0-8.
- (1998) INDIA'S WHIZ KIDS — Inside the Indian Institutes of Technology's star factory. Asian Edition: BusinessWeek.
- Kirpal, Viney; Gupta, Meenakshi (1999). Equality Through Reservations. India: Vedams. ISBN 81-7033-526-4.
- Deb, Sandipan (2004). The IITians. India: Penguin Books. ISBN 0-670-04986-7.
- Murali, Kanta (2003年2月1日). “The IIT Story: Issues and Concerns”. Frontline Magazine – Volume 20 - Issue 03 (Frontline) 2006年5月14日閲覧。
- Rajguru, Suvarna (2005年12月30日). “What makes the IITs so chic”. LittleINDIA. 2006年8月27日閲覧。
- Lesley Stahl (Correspondent) (2003). Imported from India (TV-Series). USA: CBS 60 Minutes. On Google Video (92 MB).
[編集] 外部リンク
- インド工科大学カラグプル校(英語)
- インド工科大学ボンベイ校(英語・ヒンディー語)
- インド工科大学カーンプル校(英語)
- インド工科大学マドラス校(英語)
- インド工科大学デリー校(英語・ヒンディー語)
- インド工科大学グワーハーティー校(英語)
- インド工科大学ルールキー校(英語)
- インド工科大学ガンディーナガル校(英語)
- インド工科大学ハイダラーバード校(英語)
- インド工科大学パトナー校(英語)
- インド工科大学パンジャーブ校(英語)
- インド工科大学ブバネーシュワル校校(英語)
- インド工科大学ラージャスターン(英語)
- インド工科大学インドール校(英語)
- インド工科大学マンディー校(英語、PDF)