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地球資源観測科学センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
EROSセンターから転送)

地球資源観測科学センター (Earth Resources Observation and Science Center; EROS Center) は、アメリカ地質調査所傘下の研究センターである。主に世界中の衛星写真を使った研究とデータ管理を行っている。NASAが打ち上げたランドサット衛星のデータの保存管理を担当するために1964年に予算が組まれ、創立された。1973年8月にはサウスダコタ州スーフォールズに専用施設が完成し、ランドファイア英語版の衛星写真データの管理も行うようになる。

保存されている衛星写真のデータはEROSセンターが着色や合成の調整を行なったものが存在する。データはEarthExplorerなどから無料ダウンロードできるほか、商業や研究のために販売も行っている。

月曜日から火曜日にかけてスーフォールズの本部では見学ツアーを行なっている。

2018年10月、EROSの職員が政府ネットワークに接続されているコンピュータを使ってアダルトビデオサイトを9000回観覧し、ネットワークがマルウェアに感染。また、USBデバイスとAndroidスマートフォンに映像を保存していたことが発覚し、内部監査文書が公開された。

参考文献

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外部リンク

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