CJ・エイブラムス

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CJ・エイブラムス
CJ Abrams
ワシントン・ナショナルズ #5
AAA級エルパソ・チワワズ時代
(2022年5月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州フルトン郡アルファレッタ英語版
生年月日 (2000-10-03) 2000年10月3日(23歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2019年 MLBドラフト1巡目
初出場 2022年4月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ポール・クリストファー・エイブラムスPaul Christopher Abrams, 2000年10月3日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州フルトン郡アルファレッタ英語版出身のプロ野球選手遊撃手)。右投左打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。

経歴

プロ入りとパドレス時代

2019年MLBドラフト1巡目(全体6位)でサンディエゴ・パドレスから指名され[1]、予定していたアラバマ大学への進学を取りやめプロ入り[2]。契約金は520万ドル[3]。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレス英語版でプロデビューし、その後A級フォートウェイン・ティンキャップス英語版へ昇格。2チーム合計で34試合に出場して打率.393、3本塁打、22打点の成績を記録した。

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場はなかった。

2021年はAA級サンアントニオ・ミッションズで42試合に出場して打率.296、2本塁打、23打点の成績を記録し、シーズン途中にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された[4]

2022年はAAA級エルパソ・チワワズで開幕を迎えた。4月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、翌8日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビューを果たした[5]

ナショナルズ時代

2022年8月2日にフアン・ソトジョシュ・ベルとのトレードで、ルーク・ボイトマッケンジー・ゴアロバート・ハッセル3世ジェームズ・ウッドジャーリン・スサナと共にワシントン・ナショナルズへ移籍した[6]

選手としての特徴

エリート級のスピードを備え、打撃もレベルが高い。ただしパワーの伸びしろは低く、年間15本塁打に届くことはないと見られている。遊撃守備でもアスリート能力を発揮しているものの、比較されるディー・ゴードンのように二塁手中堅手への転向もあり得るとされている[7]

詳細情報

記録

MiLB

背番号

  • 77(2022年 - 同年途中)
  • 5(2022年途中 - )

脚注

  1. ^ AJ Cassavell (2019年6月4日). “Padres take speedy SS Abrams at No. 6” (英語). MLB.com. 2020年4月4日閲覧。
  2. ^ Perfect Game CJ ABRAMS” (英語). Perfect Game. 2020年4月4日閲覧。
  3. ^ Ashley Valera (2019年6月8日). “Padres agree to terms with CJ Abrams” (英語). NBC Sports. 2020年4月4日閲覧。
  4. ^ CJ Abrams Selected to the 2021 SiriusXM All-Star Futures Game” (英語). MiLB.com. 2022年8月3日閲覧。
  5. ^ Padres Select C.J. Abrams, Jose Azocar; Kyle Tyler DFA” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月3日閲覧。
  6. ^ Padres Acquire OF Juan Soto and 1B Josh Bell from Nationals” (英語). MLB.com. 2022年8月2日閲覧。
  7. ^ 「2019新人ドラフト総括 2019年ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 29頁

関連項目

外部リンク