黄色い猫の秘密

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黄色い猫の秘密
The Yellow Cat Mystery
著者 エラリー・クイーン
発行日 アメリカ合衆国の旗1952年
日本の旗1979年
発行元 アメリカ合衆国の旗pocket books
日本の旗早川書房
ジャンル 推理小説
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
次作 青いにしんの秘密
ウィキポータル 文学
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黄色い猫の秘密』(きいろいねこのひみつ、The Yellow Cat Mystery )は、1952年に刊行されたエラリー・クイーン推理小説

エラリー・クイーン・ジュニア名義[1]だが、日本ではエラリー・クイーン名義で翻訳・出版された[2]

物語[編集]

冬休みに、エデンボロから友人トミーの引っ越し先であるフロリダのドルフィン海岸に、黒犬チャンプを連れて一人旅をしてきたジュナ少年。

そこで黄色い猫を飼う老婦人と親しくなる。ところが、平和なこの避寒地でまた事件に遭遇する。

主な登場人物[編集]

  • ジュナ - 主人公。エデンボロの村に住む少年。チャンプという名前の犬を飼っている。
  • エラリイ - ジュナのおばさん。初老の婦人。ジュナと二人で暮らしている。冬休みは姉の家に行き、ジュナを避寒地への一人旅に送り出した。
  • トミー・ウィリアムズ- ジュナの友人。エデンボロに住んでいたが、父ハリーが相続した農園のあるフロリダのドルフィン海岸に引っ越した。
  • ハリー・ウィリアムズ- トミーの父。農園主。ジャマイカやメキシコからの季節労働者を雇い、豆を大規模に栽培している。
  • ボビー・ヘリック - トミーの友人。
  • ブルハム未亡人 - 猫好きのおばあさん。亡くなった夫は歯科医で、夫の死後は歯科設備をみな売却した。
  • ハマー医師 - 歯科医。

特徴[編集]

  • 本作では「猫」より「黄色」が事件の鍵となっている。

日本語訳書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 実際には、サミュエル・ダフ・マッコイが執筆し、リーが監修で承認したのち出版。
  2. ^ 早川書房「ハヤカワ文庫 JR7」(1979年)では「エラリイ・クイーン」と表記されている。