辰巳会館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
辰巳会館
辰巳会館の位置(千葉県内)
辰巳会館
情報
用途 公共行政娯楽金融住居
事業主体 千葉共同開発千葉県都市公社千葉興業銀行
管理運営 市原市
構造形式 RC造
敷地面積 2,667 m²
延床面積 7,170 m²
階数 本館:地上5階建て、別館:地上2階建て
戸数 不明
着工 1971年昭和46年)4月17日
竣工 1972年昭和47年)
開館開所 1972年昭和47年)3月6日
所在地 290-0004
千葉県市原市辰巳台西1丁目10番地
座標 北緯35度31分12.3秒 東経140度08分55.2秒 / 北緯35.520083度 東経140.148667度 / 35.520083; 140.148667 (辰巳会館)座標: 北緯35度31分12.3秒 東経140度08分55.2秒 / 北緯35.520083度 東経140.148667度 / 35.520083; 140.148667 (辰巳会館)
テンプレートを表示

辰巳会館(たつみかいかん)は、千葉県市原市辰巳台西にかつて存在した多目的複合施設[1]

概要[編集]

隣の敷地にできた辰巳ショッピングセンターと入れ替わる形で閉店した辰巳マーケットの跡地に建設された多目的複合施設で、千葉共同開発株式会社・千葉県都市公社・千葉興業銀行の合同事業として行われた[1]

沿革[編集]

概歴[編集]

辰巳会館の所在地には、1961年(昭和36年)9月に設置された辰巳マーケットという商業施設が存在していたが、1964年(昭和39年)、隣の敷地に辰巳ショッピングセンターが開業したため同施設は閉業した[2]。辰巳会館はその跡地を利用する形で計画された[1][3]。施設は市原市役所辰巳台出張所、千葉興業銀行、ボウリング場やレストランのほかに、賃貸アパートを併設する形での計画となった[1]。1971年(昭和46年)に着工し、1972年(昭和47年)に完成[1]。同年3月6日に、千葉興業銀行辰巳支店が営業を開始した。その後、4月3日には市原市役所辰巳出張所(のち辰巳台支所)が窓口取扱を開始し、そのほかの施設も営業を開始していった[1]

年表[編集]

  • 1971年(昭和46年)4月17日 - 着工[1]
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月6日 - 開業。千葉興業銀行辰巳支店開業[1]
    • 4月3日 - 市原市役所辰巳台出張所の窓口取扱開始[1]
  • 1984年(昭和59年)3月10日 - 市原市役所辰巳台支所が市原市立辰巳公民館に移転[1]

施設[編集]

開館当時のフロア構成はいかのとおりである[1][2]

  • 行政:市原市役所辰巳台出張所
  • 公共:会議室
  • 金融:千葉興業銀行辰巳支店
  • 商業1:衣料品店「シノヤ」
  • 商業2:レストラン「ギンレス」
  • 娯楽1:ショールーム
  • 娯楽2:ボウリング場
  • 住居:賃貸マンション
本館 別館
5階 住居 なし
4階 住居
3階 公共
2階 商業2 娯楽2
1階 行政、金融、商業1 娯楽1

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 矢島秀朗『市原現代年表』市原市、2016年12月。 
  2. ^ a b 市原市立辰巳公民館わが町辰巳メモリー”. 市原市立辰巳公民館. 2022年10月11日閲覧。
  3. ^ 市原市教育委員会 編『市原のあゆみ』市原市、1973年。 

関連項目[編集]