蕭素颯

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蕭素颯(しょう そそう、生没年不詳)は、(契丹)の政治家軍人は特免。契丹五院部の出身。

経歴[編集]

重熙年間に初めて出仕し、北院承旨・彰愍宮使に累進した。清寧初年、左皮室詳穏・右夷離畢を歴任した。咸雍4年(1068年)、中京留守となった。咸雍5年(1069年)、五国の剖阿里部が遼に反抗すると、素颯が征討にあたり、剖阿里部の首長を入朝させた。功績により北院林牙となった。南院副部署に転じ、死去した。

子に蕭謀魯斡があった。

伝記資料[編集]