笹井康典

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笹井 康典(ささい やすのり、1952年または1953年[1] - )は日本地方公務員大阪府健康福祉部長、同健康医療部長、同こころの健康総合センター所長を歴任。瑞宝小綬章受章者。

人物・経歴[編集]

大阪府出身。1971年 (昭和46年) から1978年までの自治医科大学在学中に成人病センターに出入りした経験から公衆衛生に興味を持つ。その後大阪府に入庁し、吹田保健所保健予防課長[2]、四条畷保健所長[3]、健康福祉部地域保健福祉室長[4]、健康福祉部長を経て[5]、健康医療部長。「救急医療体制等(地域医療)の充実」、がん死亡率のワーストレベル返上という観点から「がん対策の充実」、当時急激に社会問題として顕在化した「薬物乱用対策の充実」の3点について、マニフェストに掲げ、重点的に推進した[6]。大阪府定年退職後に大阪府こころの健康総合センター所長[7]

栄典[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 令和5年秋の叙勲 大阪府”. 内閣府 (2023年11月3日). 2023年11月23日閲覧。
  2. ^ 大阪府吹田保健所保健予防課長”. 大阪大学知識アーカイブ. 2023年11月24日閲覧。
  3. ^ 私の健康法”. 一般財団法人 大阪防疫協会 (1996年10月). 2023年11月24日閲覧。
  4. ^ 財団法人大阪公衆衛生協会新役員紹介”. 大阪大学知識アーカイブ. 2023年11月24日閲覧。
  5. ^ 新年のごあいさつ”. 大阪大学知識アーカイブ. 2023年11月24日閲覧。
  6. ^ 健康医療部長マニフェスト(案)”. 大阪府. 2023年11月24日閲覧。
  7. ^ 「ギャンブル等依存症予防セミナー」について”. 大阪府. 2023年11月24日閲覧。