第三世代 (舞台芸術)

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第三世代(だいさんせだい)は、日本小劇場演劇における第三世代[1]劇作家演出家のことを言う。

主に1950年代生まれで、1970年代後半頃から本格的な活動を始めた世代を指し、野田秀樹渡辺えり木野花鴻上尚史如月小春川村毅などが代表的存在。彼らとは少し傾向が異なるが、「MODE」の松本修も世代的にはこのグループに含まれる。メタシアターを駆使した、技巧的で遊び心を生かした作劇術が特色で、近未来・架空の世界を舞台にした作品が多い。

主要な劇団[編集]

主要な小劇場[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 1960年代後半の寺山修司唐十郎蜷川幸雄などを「小劇場第一世代」、1970年代のつかこうへいらを「第二世代」とする。