立蔵寺

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立蔵寺
所在地 岐阜県関市西日吉町49
位置 北緯35度29分21.1秒 東経136度54分51.0秒 / 北緯35.489194度 東経136.914167度 / 35.489194; 136.914167座標: 北緯35度29分21.1秒 東経136度54分51.0秒 / 北緯35.489194度 東経136.914167度 / 35.489194; 136.914167
山号 玉樹山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観音菩薩
創建年 宝永2年(1705年)
開山 古谷如神
中興年 嘉永3年(1850年)
中興 弘道辨玉
札所等 美濃三十三観音霊場三十二番、中濃八十八ヶ所霊場八番
文化財 xy
法人番号 1200005007639 ウィキデータを編集
立蔵寺の位置(岐阜県内)
立蔵寺
立蔵寺
立蔵寺 (岐阜県)
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立蔵寺(りゅうぞうじ)は岐阜県関市西日吉町にある、聖観音菩薩を本尊とする曹洞宗の寺院。、山号は玉樹山

概要[編集]

関市倉知にあった龍蔵庵を龍泰寺23世の古谷如神が宝永2年(1705年)に現在地に移して宝樹山 龍蔵寺としたのが当寺の始まりである。

嘉永3年(1850年)、龍泰寺36世の弘道辨玉が山号を玉樹山、寺号を立蔵寺に改めた。

本尊の聖観音菩薩はもとは高山寺という寺にあったものと伝わる。

とある戦の最中に高山寺で時報の鐘を鳴らしていたところ、その戦いで敗退した土岐頼芸が時を打つ(土岐を討つ)のは不届きであると難癖をつけて火をかけた。

高山寺は焼け落ちたが、本尊は焼けずに灰の中から現れたといわれる。寺内に川崎弘法を勧請して祀っており、中濃八十八ヶ所霊場の八番札所となっている。

また、刀匠の善定兼吉の墓が所在することで知られる。本堂は老朽化のため昭和54年(1979年)に再建されている。

参考文献[編集]

  • 『美濃西国三十三所観音巡礼』美濃西国三十三観音霊場会編 p.172-p.174 朱鷺書房 1999年

脚注[編集]