百済王安義
| 時代 | 平安時代初期 |
|---|---|
| 生誕 | 不明 |
| 死没 | 承和4年12月2日（838年1月1日） |
| 官位 | 従四位下・右兵衛督 |
| 主君 | 嵯峨天皇→淳和天皇→仁明天皇 |
| 氏族 | 百済王氏 |
| 子 | 教福 |
百済王 安義（くだらのこにきし あんぎ）は、平安時代初期の貴族。官位は従四位下・右兵衛督。
経歴[編集]
弘仁14年（823年）淳和天皇の大嘗会で従五位上に叙せられ、天長7年（830年）正五位下に昇進する。仁明朝初頭の天長10年（833年）従四位下、承和元年（834年）右兵衛督に叙任されている。
承和4年12月2日（838年1月1日）卒去。最終官位は右兵衛督従四位下。
官歴[編集]
『六国史』による。
- 時期不詳：正六位上
- 弘仁9年（818年） 正月4日：従五位下
- 弘仁14年（823年） 11月20日：従五位上
- 天長7年（830年） 正月7日：正五位下
- 天長10年（833年） 10月28日：従四位下
- 承和元年（834年） 7月1日：右兵衛督、丹波守如故
- 承和4年（837年） 12月2日：卒去（右兵衛督従四位下）
系譜[編集]
- 父：不詳
- 母：不詳
- 妻：不詳
- 男子：百済王教福（807-854）[1]
脚注[編集]
- ^ 『日本文徳天皇実録』斉衡元年4月2日条