水野久男

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水野 久男
みずの ひさお
生年月日 1904年11月25日
出生地 愛知県
没年月日 1985年2月13日
出身校 東京帝国大学法学部

在任期間 1971年 - 1976年
会長 木川田一隆
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水野 久男(みずの ひさお、1904年11月25日-1985年2月12日)は東京電力の第5代社長(1971年 - 1976年 )。

来歴[編集]

愛知県名古屋市出身。第八高等学校 (旧制)を経て、東京帝国大学法学部を卒業。1928年(昭和3年)、東京電燈入社。木川田一隆は浅草営業所時代の上司であり以後親交を持つようになる。

1971年に社長に就任、5年務めた。ちなみに社長退任時の退職金6億円は当時の経済界史上最高額[1]

1985年2月、心筋梗塞のため東京電力病院で死去。80歳[2]

人物[編集]

木川田一隆の陰に隠れた存在だったが、社内・業界での人望は厚い[3]

長女の水野郁子はボストン交響楽団のバイオリン奏者[2]

その他役職[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “芦原氏の退職金を計算したら19億円 関西電力の役員会苦慮”. 朝日新聞: p. 9. (1987年3月12日) 
  2. ^ a b “水野久男氏死去”. 朝日新聞: p. 1. (1985年2月13日) 
  3. ^ “集団措置に移行か”. 朝日新聞: p. 8. (1971年5月29日)