榊原幾久若

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榊原 幾久若(さかきばら きくわか、1863年10月15日文久3年9月3日[1][2][3]) - 1936年昭和11年)2月19日[3])は、明治から昭和時代初期の司法官大審院検事、同判事

経歴[編集]

榊原光次郎の弟としてのちの愛知県に生まれる[2]。 普通学を修めたのち、1886年(明治19年)帝国大学法科大学を卒業する[1]。大学院に進んだのち、1890年(明治23年)東京地方裁判所判事となり、東京控訴院判事、宇都宮地方裁判所長を経て、1899年(明治32年)東京控訴院部長となった[1]。その後、大審院検事および判事を歴任した[3]。大審院判決例の編集に功績がある[3]

親族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 人事興信所 1903, 970頁.
  2. ^ a b c 人事興信所 1915, さ67頁.
  3. ^ a b c d 上田ほか 2001, 830頁.

参考文献[編集]

  • 人事興信所 編『人事興信録 初版』人事興信所、1903年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/779810 
  • 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1703995 
  • 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496