楊世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
楊世
前仇池
第7代君主
王朝 前仇池
在位期間 360年 - 370年
姓・諱 楊世
生年 不明
没年 370年
楊俊

楊 世(よう せい、? - 370年)は、前仇池の第7代君主。父は楊俊。弟は楊統。子は楊纂

略歴[編集]

360年1月、父の楊俊が亡くなると、後を継いだ。東晋朝廷により、冠軍将軍・平羌校尉・武都郡太守に任じられ、仇池公に封じられた。

368年12月、征西将軍・秦州刺史に任じられ、弟の楊統は寧東将軍・武都郡太守に任じられた。楊世は前秦にも称藩の使者を送り、南秦州刺史に任じられた。

370年、楊世は亡くなった。子の楊纂が後を継いだが、楊統はこれを認めなかったので、前仇池は分裂した。

参考文献[編集]