梅山地震

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座標: 北緯23度33分 東経120度27分 / 北緯23.55度 東経120.45度 / 23.55; 120.45

震源地
被害を受けた建物

梅山地震(ばいざんじしん、メイシャンじしん[1])は、1906年3月17日6時43分(現地時間、UTC+8)に、台湾嘉義付近で発生したマグニチュード(M)7.1の大地震[2][3]

震源は深さ6キロメートルと非常に浅かった。台湾の歴史上でも、特に甚大な被害を出した地震の1つ。地震によって1,258人が死亡し[4]、6,769棟もの家屋が倒壊した。この地震は、嘉義市の北にある、約25kmの梅山断層中国語版を震源として発生したと推定されている。梅山断層は、1999年の集集地震を引き起こした車籠埔断層の南端付近にある[5]

出典[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ 林 俊全「台湾における自然災害(地震・豪雨)と環境変動」『学術の動向』第15巻第2号、2010年、2_56-2_62、doi:10.5363/tits.15.2_56ISSN 1342-3363 
  3. ^ 日本台湾学会ニュースレター第三号 (PDF)
  4. ^ 台湾大地震災害復興支援 神戸市派遣職員活動報告書
  5. ^ 過去の被害地震 災害レポート 応用地質株式会社