松尾俊郎

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松尾 俊郎(まつお としろう、1897年8月19日 - 1979年7月20日)は、日本地理学者。学位は、文学博士駒澤大学・1969年)(学位論文『関東山地東辺地帯における集落の人文地理学的研究』)。横浜国立大学教授、駒澤大学教授等を歴任。

来歴[編集]

佐賀県出身。東京帝国大学卒業。文部省に入省。1949年まで図書監修官として国定地理教科書の編集など行う。のち横浜国立大学教授に就任。1963年3月、横浜国立大学を停年退官。1966年から駒澤大学教授をつとめ、地名を研究。

1969年『関東山地東辺地帯における集落の人文地理学的研究』で、駒澤大学より文学博士の学位を取得した[1]。1973年3月に駒澤大学教授を退任[2]。1973年4月からは兼任教員として1976年3月まで勤務(なお、戦後1948から1949年度に兼任講師[3])。

著書に『日本の地名』『地名の探究』『都会といなか』など。

1979年7月20日死去、享年81歳[4]

出典[編集]

  1. ^ 松尾俊郎「関東山地東辺地帯における集落の人文地理学的研究」駒沢大学 文学博士, 乙第3号、1969年、NAID 500000408289 
  2. ^ 地理学教室の専任スタッフと在職期間~駒澤大学
  3. ^ 第2章 1. 研究活動 / 地理学科の過去の専任教員」『駒澤地理』 2005年2月, 41巻(別冊), p.100, 駒澤大学文学部地理学教室・駒澤大学応用地理研究所
  4. ^ 20世紀日本人名事典~kotobank.jp