日向康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日向 康(ひなた やすし、1925年5月22日 - 2006年9月7日)は、日本の作家。

来歴[編集]

栃木県生まれ。陸軍士官学校卒。

岩波書店で、1977年から田中正造全集の編纂に携わり、田中を描いた『果てなき旅』で1979年大佛次郎賞を受賞した。

著書[編集]

  • それぞれの機会 中央公論社, 1964
  • 果てなき旅 福音館 1978
  • 田中正造ノート 田畑書店, 1981
  • 松川事件謎の累積 毎日新聞社, 1982 のち現代教養文庫、新風舎文庫
  • 非命の譜-神戸・堺浦両事件顛末 毎日新聞社, 1985 のち現代教養文庫
  • 林竹二・天の仕事 講談社, 1986 のち現代教養文庫
  • オレンジ色の斜光 毎日新聞社, 2000
  • 田中正造を追う 岩波書店, 2003.12