張 粛(ちょう しゅく、生没年不詳)は後漢末期の武将。張松の兄。
『正史』「蜀書」先主伝によると、威儀があり容貌は偉大だったという。劉璋の下で広漢太守を務めていたが、弟が法正らと共に劉備を益州に迎えようと画策していることを知り、自身に累が及ぶことを恐れてこれを劉璋に密告した。その結果、張松とその妻子は処刑されてしまうが、その際に張松は「兄には大望が見えないのか」と嘆いたという。