崎山の潮吹穴

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崎山の潮吹穴(さきやまのしおふきあな)は、岩手県宮古市崎秋ヶ崎の海岸沿いに存在する潮を吹く穴。

概要[編集]

崎山の潮吹穴の位置(岩手県内)
崎山の 潮吹穴
崎山の
潮吹穴
崎山の潮吹穴の位置

温泉の間欠泉が定期的に吹き上げるのに対して、潮吹穴は潮の干満、波や風等の諸条件が重なり合って起こる自然現象で高さが30m近く吹き上がることもある。観光目的で訪れても必ず出現するとは限らないため、地元では「気まぐれ潮吹穴」または「ホラ吹き潮吹穴」と呼ばれている。

歴史[編集]

  • 1939年 - 国の天然記念物に指定される。

各種データ[編集]

  • 海抜 0m
  • 穴の構造 上面は長さ2.5m最大幅65cmの紡錘形
  • 波が高く、北東の強い風が吹くと吹き上げる高さが30mにも達する。

交通アクセス[編集]

  • バス JR宮古駅からバス休暇村行乗車 潮吹穴入口下車 25分 バス停から徒歩約20分
  • マイカー JR宮古駅から車で20分

関連項目[編集]

座標: 北緯39度40分36.5秒 東経141度58分53.7秒 / 北緯39.676806度 東経141.981583度 / 39.676806; 141.981583