呼子ノ瀬戸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寺島水道から転送)

呼子ノ瀬戸(よぶこのせと)は、長崎県西海市にある、西彼杵半島北西岸と寺島の間の海峡寺島水道(てらしますいどう)ともいう。

地理[編集]

呼子ノ瀬戸は、西彼杵半島呼子ノ鼻と寺島東岸に挟まれている。最狭部は寺島東端赤埼から赤埼と対になる呼子ノ鼻西岸間で約830m、最高潮流は3.2ノット[1]または3.5ノット[2]

呼子ノ瀬戸一帯は西彼杵半島県立公園に属する。

交通[編集]

海峡の上を長崎県道52号大島太田和線大島大橋が通り、呼子ノ鼻と寺島を結んでいる。

海峡を航行する定期船は、西海沿岸商船佐世保-池島(神浦)間航路で南北方向に通過するだけ[3]で、海峡の東西を結ぶ航路は無い。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成10年度寺島水道潮流観測報告。
  2. ^ 海軍水路図、コンサイス地名事典 呼子ノ瀬戸の項。
  3. ^ 西海市HP「船」。

座標: 北緯33度2分0秒 東経129度38分30秒 / 北緯33.03333度 東経129.64167度 / 33.03333; 129.64167