宝鏡三昧
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(寳鏡三昧から転送)
宝鏡三昧(ほうきょうざんまい)は、中国曹洞宗の開祖、洞山良价によって作成されたとされる禅の漢詩。『宝鏡三昧歌』とも。
「宝鏡」とは「至上の明鏡」の意味で、「明鏡」とは釈迦の智慧を指す。
曹洞宗では、毎朝の仏祖諷経の際に『参同契』と交互に読まれる。
概要
[編集]四言×4句で1節を構成され、それが6節の合計376字からなる。
関連文献
[編集]- 『宝鏡三昧吹唱』(面山瑞方著、1767年)
- 『宝鏡三昧吹唱聞解』(斧山玄鈯著)
- 『参同契宝鏡三昧纂解』(辻顕高著、鴻盟社、1885年)
- 『宝鏡三昧講話』(秋野孝道著、丙午出版社、1928年)
- 『宝鏡三昧提唱』(棲梧宝嶽著、伊藤林作、1942年)
- 『宝鏡三昧普説』(原田雪渓著、ペンハウス、2014年)