孔島

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三輪崎漁港と孔島周辺の空中写真。画像中央の植生のある島が孔島。漁港右上角にある岩礁が鈴島。2019年10月5日撮影。

孔島(くしま)は和歌山県新宮市の三輪崎漁港内にある島[1]。本項では同じく三輪崎漁港内にある鈴島についても述べる。

孔島および鈴島はともに吉野熊野国立公園の一部で[2]、南紀熊野ジオパークを構成するジオサイトに認定されている[3]

孔島[編集]

孔島は久嶋とも書き、ハマユウの群生地として有名である[1][4](ハマユウは新宮市の花になっている[3])。孔島ではハマユウのほか51科120余種の植物群生が観察できる[3]

鈴島[編集]

鈴島には干潟がありチゴガニが生息している[1]。温暖植物が豊かで磯遊びの場にもなっている[4]。鈴島では62余種の植物が観察できる[3]

出典[編集]

  1. ^ a b c 新宮通信2014.6”. 新宮市. 2022年8月25日閲覧。
  2. ^ 三輪崎郷土芸能保存会”. 和歌山県. 2022年8月25日閲覧。
  3. ^ a b c d 孔島・鈴島”. 新宮市. 2022年8月25日閲覧。
  4. ^ a b 三輪崎・佐野・木ノ川・蜂伏地区”. 新宮市. 2022年8月25日閲覧。