天和の大火
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天和の大火(てんなのたいか)とは天和3年12月28日(1683年1月25日)に発生した江戸の大火である。お七火事とも称される。
駒込大円寺から出火とされ、28日(25日)正午ごろから翌朝5時ごろまで延焼し続けた。死者は最大3500名余と推定される。
[編集] 八百屋お七
この大火により焼け出された江戸本郷森川宿(現在の東京都文京区本郷6丁目付近)の八百屋・八兵衛は、檀那寺であった吉祥寺(本郷の円乗寺ともいう)に避難した。そこで八兵衛の16歳になる娘・八百屋お七は、寺の小姓と恋仲になる。やがて新居が再建され、お七一家はその寺を引き払ったのではあるが、お七は寺小姓への想いが募るばかり、そこでもう一度火事が起きたら会えるかも知れないと思い、寺小姓に会いたい一心であちこちに放火し(大きな火事にはならなかったという)、捕縛されて鈴ヶ森刑場で火炙りの刑(火刑)に処せられた。このことから、天和の火災はお七火事とも称されるようになった。