大音青山

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大音 青山(おおおと せいざん、文化14年(1817年)- 明治19年(1886年4月19日)は、江戸時代末期(幕末期)の武士福岡藩家老。通称は伊織、因幡。諱は厚剛、重勝。

生涯[編集]

文化14年(1817年)に生まれる。

文久元年(1861年)に家老の列に加えられる。その後、藩政改革を主導するも保守派により家老職を退く。

元治元年(1864年)、再び家老職に就く。翌慶応元年(1865年)の乙丑の獄では死罪を免れるも、再び家老職を退けられる。

明治4年(1871年)、福岡県大参事となり、県政に努める。明治19年(1886年4月19日に70歳で死去する。

大正5年(1916年)、正五位を追贈された[1]

人物[編集]

武芸・和歌・書道に優れる文武両道だったとさせる。

脚注[編集]

  1. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.40