大川又三郎

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大川 又三郎(おおかわ またさぶろう、生没年不詳)は、日本の実業家、日本信託銀行株式会社(現・三菱UFJ信託銀行)元会長、元取締役社長、日本ポルシェクラブ初代会長[1][2]

人物・経歴[編集]

1931年、立教大学商学部(現・経済学部経営学部)卒業[1]

大学卒業後、日本信託銀行株式会社(現・三菱UFJ信託銀行)に勤める[1]

同社取締役社長[1][2]、会長を歴任した[3]。1975年には母校である立教大学の校友会会長に就任[4]

前会長の松崎一雄からバトンを受けて、新校友会長に就任した大川は、校友会館「セントポールズ会館」の着工を決断。校友会館は、1977年4月20日に起工式を迎え、定礎式は、翌21日、第39回校友会定期総会当日に執り行なわれ、同年11月3日に竣工した。校友会館の礎石には、大川の自筆で「神と国との為に」と刻まれている[5]

立教大学には、大川を記念して「大川又三郎記念奨学金」が設けられている[6]

ポルシェ愛好家でもあり、1963年2月24日に設立された日本ポルシェクラブの初代会長に就任した[7][8]

脚注[編集]

先代
松崎一雄
立教大学校友会会長
1975年 - 1979年
次代
砂田重民