哀愁

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哀愁』(あいしゅう)は、

  1. 寂しく、何かにつけ悲しいという気持ち。
  2. 1940年にアメリカにて製作された映画(原題は「ウォータールーブリッジ(WATERLOO BRIDGE)」)。監督はマーヴィン・ルロイ。本項目で詳述。
  3. 葵三音子のシングル曲。朝日放送制作の必殺シリーズ第6作『必殺仕置屋稼業』の主題歌。

[編集] 概要

哀愁
Waterloo Bridge
監督 マーヴィン・ルロイ
脚本 ロバート・E・シャーウッド(原作)
S・N・バーマン
ハンス・ラモー
ジョージ・フローシェル
製作 シドニー・フランクリン
出演者 ヴィヴィアン・リー
ロバート・テイラー
音楽 ハーバート・ストサート
編集 ジョージ・ベームラー
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 アメリカ合衆国の旗1940年5月17日
日本の旗1949年3月
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 約1,164,000ドル
興行収入 1,250,000ドル(北米配収)
1,217,000ドル(海外配収)
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主演のヴィヴィアン・リーは名画『風と共に去りぬ』の次の年の製作。『風と共に去りぬ』では、乱世を生き抜く強い女性を演じたが、『哀愁』ではその反対のか弱い踊り子を見事に演じており、リーの演技力が光っている。

舞台は、第一次大戦中のイギリス・ロンドン。イギリス軍将校のロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)とバレエの踊り子マイラ・レスター(ヴィヴィアン・リー)はウォータールー橋でめぐり会う。翌日には結婚の約束をするほどに、その恋は燃え上がるが、その夜ロイは突然の召集で戦場へと向かうことになる。健気にロイの帰還を待つマイラだったが、その彼女がたまたま目にした新聞にはロイの戦死の情報が載っていた。

バレエ団を解雇されたマイラと友人のキティ(ヴァージニア・フィールド)は、生活の貧しさとロイの戦死の絶望感から、娼婦に身を落としてしまう。そしてある日、いつものように客を探しに駅で目にした光景は、何と戦死した筈のロイの姿だった。偶然の再会を喜ぶロイ。戸惑いと葛藤を隠せないマイラ。しかしロイの強い説得で、マイラはロイと結婚することを決意し、ロイの故郷スコットランドへと赴くのだった。

しかし、本当のことをロイに打ち明けられないマイラは、ロイの母親マーガレット夫人(ルシル・ワトソン)に、「ロイとは結婚できない。」と言って全てを打ち明け、翌朝ロイの屋敷を発ってロンドンへ帰る。そして思い詰めたマイラは、ウォータールー橋で軍用トラックに身を投げて自ら命を絶ってしまう。マイラが去ったことを知ったロイは、ロンドンへ戻りマイラを探すが、彼女を見つけ出すことはできなかった。

1953年に日本で制作された『君の名は』(岸惠子佐田啓二主演)は、この映画のウォータールー橋を数寄屋橋に置き換えて製作されたリメイク版である(但し、内容は大きく異なる)。

[編集] キャスト

[編集] 名場面

  • クラブで蛍の光が演奏され、ヴィヴィアン・リーとロバート・テイラーが曲に合わせて踊り、キャンドルが1つずつ消されていく場面は、印象深い。
  • 最後に二人が話をする場面で、リーが左側の眉毛だけを動かし心情を表現した演技について、日本テレビ『恋のから騒ぎ』で話題となった。
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