仲西三良

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仲西三良

仲西 三良(なかにし さぶろう、1890年明治23年)3月20日[1] - 1956年昭和31年)12月6日[2])は、日本の衆議院議員立憲民政党)、矢吹町長

経歴[編集]

福島県岩瀬郡鏡石村(現在の鏡石町)に滝田貫之の三男として生まれ、仲西勇吉の養子となった[3]1920年大正9年)、東京帝国大学法科大学を卒業した[4]検事となり、東京地方裁判所予備検事、札幌区裁判所検事を務めた[4]。退官後、矢吹銀行副頭取、矢吹町農会長、西白河郡農会長、福島県農会議員を歴任し、矢吹町長に就任した[4]

1936年(昭和11年)、第19回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。第20回第21回でも当選を果たした。

戦後、大政翼賛会の推薦議員だったため公職追放となり[5]1951年(昭和26年)追放解除となった[6]

脚注[編集]

  1. ^ 衆議院『第七十回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1936年、19頁。
  2. ^ 『新訂政治家人名事典』
  3. ^ 『人事興信録』
  4. ^ a b c 『衆議院要覧』
  5. ^ 『朝日新聞』1946年2月10日一面。
  6. ^ 『朝日新聞』1951年6月8日朝刊一面。

参考文献[編集]

  • 『衆議院要覧(乙) 昭和十七年十一月』衆議院事務局、1942年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版(下)』人事興信所、1939年。 
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。