予備校文化

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予備校文化(よびこうぶんか)とは、日本特有の若者文化(ユース・カルチャー)の一種であり、大学受験予備校に通う生徒(特に浪人生)の間に生まれるものを指す。また、大手予備校においては、著名講師・名物講師が多く出講していることから、学校文化としての側面も強い。

概説[編集]

1980年代の予備校文化は、『ザ・予備校』(1986年第三書館)、『増補 ザ・予備校 87年度版』(1987年、第三書館)に詳しい。当時、全国に存在した多くの予備校を知る貴重な資料となっている。また、紹介された講師の中には、現在[いつ?]も活躍を続けている人々も見受けられる。

1990年には、「予備校ブギ」というドラマも放送された。当時は第二次ベビーブームで子供が多く、そのため受験戦争[1]が激化して予備校に通う割合も高かった[注 1]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 第一次ベビーブームは子供は多かったが、大学を目指す家庭は少なかった。

出典[編集]

  1. ^ 受験戦争』 - コトバンク

関連項目[編集]