並木将央

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並木 将央(なみき まさお、1975年12月31日-)は、日本の成熟社会の専門家。


成長時代と成熟時代の時代格差や環境変化を取り入れた社会的イノベーションを背景とした事業変革理論を展開し、The Japan Timesの「次世代を担う100人のCEO アジア2014」に選ばれた新進のコンサルタント。

並木将央


電気工学修士 / MBA(経営管理修士)/中小企業診断士/ ITコーディネータ /AIPA認定マスターコンサルタント(AI・IoT普及推進委員会)/日本コンサルタント協会認定 MBC(マスタービジネスコンサルタント)

経歴[編集]

1999年東京理科大学工学部 電気工学科を卒業後、東京理科大学大学院 工学研究科 電気工学専攻修士課程へ進み、2001に修士修了。

日本テキサス・インスツルメンツ(以下、「TI」。) 筑波研究開発センターにて研究員として従事。デジタル家電に使われるメインLSI のファームウェア、システムの研究および開発に携わる。しかし、人口減少の中で大量生産を基本とした製品の研究をすることに意義を見いだせなくなった並木は直接人助けをしたいと考えるようになり、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得し、コンサルタントとして独立しようと5カ年計画を立て、週末コンサルティングを行うようになった。


その最中、リーマンショックが起こり2009年にTIは日本を撤退、並木は退職を迫られる。並木は元々独立しようと考えていたため退職を選択。その後、中小企業診断士、MBAを取得し、2011年4月にITやビジネスモデルをコンサルティングする株式会社ロードフロンティアを設立(東京都千代田区)し、現在に至る。


理系畑と文系畑の両方を知る並木は、経営と技術の両面の知識を持っており、DXにも精通している。また現在の世情や人間観をも背景とした多様なマーケティングと経営手法や理論の活用方法で、企業や各種大学での講演・講義を行うとともに、幅広い分野での経営・ビジネスのコンサルティングを実施している。

職歴[編集]

2001-2009 日本テキサス・インスツルメンツ 筑波研究開発センター

デジタル家電に使われるメインLSI のファームウェア、システムの研究および開発

2011- 現在 株式会社ロードフロンティア 代表取締役

・戦略的ビジネスプロセスアウトソーシング

・マーケティングおよびプロモーションツールの制作

・クラウドファンディングサイトによる資金調達プラットフォームの運営

・活学、実学のビジネススクールと企業研修および講演

2011- 現在 法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科 特任講師

( 中小企業診断士育成コース)

2011-2018 早稲田大学エクステンションセンター 講師

(経営戦略・マーケティング・経済学・アカウンティング・ファイナンス・統計学)

2011-2015 社会起業大学 講師

(ソーシャルマネジメントクラス、ビジネスクラス)

2013- 現在 流通経済大学 経営学部 非常勤講師

(起業家育成講座、ビジネスプレゼンテーション)

2014- 現在  花園高等学校 外部講師 

2015- 現在  タイ王立大学 チュラロンコン大学 特別招聘講師

2019- 現在  東京理科大学オープンカレッジ 講師

2020-現在 AI・IoT普及推進委員会 東京都地区長

著書[編集]

  • 小学生の算数だけで社長の仕事がスッとわかる!(フォレスト出版・2012年)
  • お仕事がはやくなる おとなの算数(笠倉出版社・2015年)
  • 成熟社会におけるビジネスシフト(総合法令出版社・2019年)

共著書[編集]

  • 『28歳の仕事術』(日経BP社・2011年)

メディア出演[編集]

2014年6月『The Japan Times』「次世代を担う100人のCEO アジア2014」

2018年8月 リクナビNEXTジャーナル[1]3部作

2020年1月「ライフハッカー[2]」『成熟社会におけるビジネスシフト』掲載

外部リンク[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ リクナビNEXTジャーナル
  2. ^ ライフハッカー